MSI JAPAN HOLDINGSの強み
MSI JAPANが今日まで続いてきたのは、機材力だけではなく、人と人との繋がりを第一と考えてきたからこそだと考えております。
これからも、優秀な技術力を持ち、どなたにも信頼していただけるような人材の育成をこころがけると共に、「志」ある人材が集まってやまない組織づくりを行う所存です。そのためにMSI JAPANでは、スタッフに理論・作業方法などのトレーニングを義務づけています。また常に高品質なサービスを提供するため、エンジニアの技術育成と品格育成に力を注いでいます。
MSI JAPANでは常に素晴らしいエンタテインメント空間を演出できる人材を育てるため、理論の学習と実践的な教育を行っています。例えば、安全性を最優先に機材の基本構造を理解し応用力をつける訓練や、段取りを事前にシミュレーションすることで作業の流れを効率化するトレーニングなどです。機材トラブルに対していかに迅速・的確に対応するか、実際の作業手順に沿ってスキルが習得できるように教育しています。
システムエンジニアの教育
多様化するコンサート・イベントに対応するため、ミキシングエンジニアだけではなく、スピーカーシステムのプロフェッショナルともいうべきシステムエンジニアの教育にも力を入れています。システムエンジニアとは主に大規模会場においてミックスポジション以外の場所もパーフェクトに調整する役目を担い、現代のSRシーンにおいてFOHエンジニアに次いで非常に重要なポジションです。
MSI JAPANでは、MARTIN AUDIO MLA、d&b Jシリーズ、L-ACOUSTIC K-1、K-2、V-DOSCをそれぞれの音楽ジャンル、会場等多様なニーズに合わせて使い分けております。これらのシステムを扱うためには必要な技術レベルがあり、それに見合った資格を得られるよう、必要な教育・訓練を行っております。
- MLA システムエンジニア
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- M-TECH
- M-TECHとは、MARTIN AUDIO MLAシステムについて徹底した特別なトレーニングを受け、あらゆるMLAの知識を取得したエンジニアのことで、認定を受けるとMARTIN AUDIO社より認定書が授与されます。この特別なトレーニングは、MLAを購入した会社のエンジニアであることを前提に受講が許されます。
- K システムエンジニア
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- KSE (K System Engineer)
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L-ACOUSTICS社製品における最も高いレベルのシステムエンジニアで、下記のスキルを有します。
- サウンドデザインとシステムの測定。
- K1、V-DOSC、dV-DOSC、KUDOそれぞれにおいて広範囲な知識を有する。
- WSTシステムの理論について、完全に理解できている。
- L-ACOUSTICSのSOUNDVISIONソフトウェアを容易に実演できる。
- システムの配置とチューニングのための測定ツールの使用が可能。
- LA-RAK/LA8/NETWORK MANAGERプラットフォームとDSPライブラリを自由に駆使できる。
- CVE (Certified V-DOSC Engineer)
- V-DOSCを扱える、認定されたシステムエンジニア。以下QVTの養成を行えます。
- QVT (Qualified V-DOSC Technician)
- 技術面でCVE以下の理解者。現場でV-DOSCを扱う資格を有しています。
安全性の確立RIGGING WORK
音響を提供する上で最も大切なことは、安全性を確立すること。そのためにFlying Speakerの基本構造と応用を学びます。
段取りを事前にシミュレートしてイメージすることにより、作業の流れが良くなる事を習慣化させます。
地球に引力があるかぎり、物は落ちるのです。
事故は発生するのではなく、起きる原因が必ずあるという事を忘れてはならないのです。
SSR College リチャード ハートマン氏 講義 リギング・ハンドブックからの引用
この言葉をコンセプトとして、MSI JAPANでは安全性を最優先に、素晴らしい音楽を提供するための努力を続けています。
- 具体的な教育内容として
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- 安全性の確立
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- リギング基礎理論の理解と、現場における応用力の獲得。
- リギング部材の基本構造を理解し、安全基準・ルールに沿った使用方法を習得する。
- 理解力
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- やるべき事を的確に把握し、実践する能力をアップする。
- アイデア、発想でより良い方法を発見できる能力を習得する。
- 作業時間
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- 作業所要時間を短縮する為の方法を身につける。
- 作業の流れが良くなる方法を習慣化させる。
実際の作業手順にそった
スキルアップINPUT/OUTPUT WORK
機材トラブルに対して、迅速・的確に対応出来る人材を育成するための教育を行っています。
- 具体的な教育内容として
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- 電気基礎理論の習得
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- サウンドカンパニーの一員として、必要な電気知識を習得する。
- 音響機器の使用・管理に必要な技術力を習得し、向上させる。
- 音響基礎理論の習得
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- 音を創りだすために必要な感性・知識を習得する。
- 問題解決の手段を具体的に表現できる知識を習得する。
- 実務訓練
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- 理論だけにとらわれない意識を成長させる。
- 数パターンのステージプランでインプット作業を実践する。
- 理論・知識を使ってノイズ発生などの問題解決を実践する。